研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は、認知症高齢者の情動を活かした介入方法と評価スケールの開発に向けた最初の段階の研究として、脳画像研究を実施した。アルツハイマー病群29名とコントロール群21名を対象にして、認知症の心理症状と脳の萎縮部位を明らかにして、情動反応に重要な扁桃体とその投射領域の委縮と心理症状との関連を調査した。「不安」「易怒性」「アパシー」では扁桃体と海馬領域の萎縮が示され、情動調節機能への影響が考えられた。
精神看護学