研究課題
挑戦的萌芽研究
認知症カフェでの支援のあり方に焦点をあて,向老期にある認知症者と家族介護者のQOLの維持・向上のための教育プログラムの検討を行った.認知症カフェは,初期認知症者の人とその家族を主な対象としているが,対象を限定せず地域住民の参加も受け入れる場である.カフェを認知症者らの居心地の良い場にしていくことが重要である.認知症カフェにおいて,当事者,家族とカフェスタッフの関係は,「対等な参加者」という姿勢が基本であった.対等な生活者として認知症の当事者,家族と向き合う姿勢を心掛けることがプログラムを運営していく姿勢として大切であることが示唆された.
老年看護学