研究課題
若手研究(A)
本研究では、ES細胞由来の眼杯様構造が自己組織的に極性を形成する分子メカニズムについての解明を目的とした。ES細胞からin vitroで分化した眼杯では、背側マーカーと腹側マーカーは相互排他的な発現パターンを示した。このことは、網膜神経上皮には自発的に背腹軸の極性を獲得できるメカニズムが存在することを示している。さらに、三次元形態の解析により、眼杯にはfissureが存在し、三次元形態的に極性を有していた。また、薬理学実験およびイメージングにより、自己組織的なin vitroの眼杯形成はダイナミックな複数の分子シグナルに制御された背腹軸パターン形成を伴うものであることが示された。
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