本研究では授業におけるソーシャルメディア利用、デジタルペンによる学生の記入内容の把握、学生が何を見ているのかという視線情報などのテクノロジを応用し、学生がいかに授業を受講し、授業を理解しようとしているかを、大学での授業実践において検討した。第一のソーシャルメディア利用について、授業内でTwitterを活用、応用するシステムを開発し、運用を行った。量的・質的研究の結果、授業内での「デジタル私語」の実態を明らかにした。第二のデジタルペンでは、演習時間外の記入の実態を、第三の視線情報の活用では、eラーニングの受講形態の多様性と、その支援方法の課題を明らかにした。
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