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2015 年度 研究成果報告書

定量的な気温復元を可能にする石筍の水同位体温度計の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 24681005
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 環境動態解析
研究機関琉球大学

研究代表者

植村 立  琉球大学, 理学部, 准教授 (00580143)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード鍾乳石 / 流体包有物 / 安定同位体 / 質量分析 / 石筍 / 水の酸素同位体 / 第四紀 / 最終氷期
研究成果の概要

気候変動のメカニズムを解明するためには、過去の気候変動を把握することが必要である。しかし、中低緯度の陸域においては、寒暖などの定性的な指標が多く解析を妨げる要因となっている。鍾乳石に含まれる流体包有物の水の酸素・水素同位体比が測定できれば、気温復元や水循環の推定が可能になると期待される。そこで、流体包有物の同位体比測定手法の開発と石筍への適用を目的として研究を行った。開発の結果、微量の流体包有物の水を抽出し、同位体比を測定することが可能になった。この手法を現代と最終氷期の石筍試料に適用し、本手法により気温復元が可能であることを示した。

自由記述の分野

地球化学・古気候学

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公開日: 2017-05-10  

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