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2014 年度 研究成果報告書

紫外線感受性症候群責任因子によるRNAポリメラーゼユビキチン化と待避機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 24681008
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関長崎大学

研究代表者

荻 朋男  長崎大学, 原爆後障害医療研究所, 准教授 (80508317)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードヌクレオチド除去修復
研究成果の概要

紫外線感受性症候群の責任遺伝子UVSSAの機能解析を実施した。正常ヒト細胞では遺伝子の転写領域にDNA損傷が発生すると、転写中のRNAポリメラーゼは損傷個所で安定的にユビキチン化されTC-NER反応が進行する。UVSSA遺伝子が欠損したUVSS患者に由来する細胞ではDNA損傷に依存したRNAポリメラーゼのユビキチン化修飾が生じずにRNAポリメラーゼは速やかに分解される。CS細胞ではRNAポリメラーゼの分解もユビキチン化も生じない。これらの反応を試験管内で再構成するシステムの構築に取り組んだ。また、CS症例のスクリーニングの結果、二重鎖切断修復経路の異常により発症するCS様疾患を新たに同定した。

自由記述の分野

DNA修復・人類遺伝学・皮膚科学

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公開日: 2016-06-03  

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