研究課題/領域番号 |
24681043
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
松井 貴輝 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教 (60403333)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 発生・分化 |
研究概要 |
平成25年度までの研究によって、細胞内のFGFシグナルの正フィードバックループに加えて、細胞接着、細胞クラスターサイズに依存した細胞外の正フィードバックループの2つが協調的に働くことで、クッペル胞の前駆細胞の集団形成が維持されることが明らかにできた。現在、この成果を論文として発表する準備を進めている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
当初計画していた実験では、成果が得られないという問題点があったが、別の実験を行うことによって、同等の効果が得られそうだという手応えをえている。また、当初の計画よりも、進んだ研究への発展もみとめられている。異常の2点より、おおむね順調と判断している。
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今後の研究の推進方策 |
これまでの研究を続けるとともに、新たな方向性への発展させていきたいと考えている。詳細は、H26年度の計画として記載する。
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次年度の研究費の使用計画 |
研究に必要な機器購入を予定していたが、既存のディープフィリーザーが故障してしまったので、予定を変更した。そのため、予定していた機器を購入する予算が残らなくなってしまった。そのため、次年度の基金分と合わせて、機器購入、物品費などの計画を見直す方が良いと考えて、一部の基金を残した。 物品費として、いくつかの機器の購入を予定しているが、すべてを購入することは不可能なので、研究の展開に合わせて、機器購入したいと考えている。
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