研究課題
若手研究(A)
本プロジェクトは、法と政治の両面をミックスさせながら、武力行使をめぐる諸論点を扱い、それを英語で国際水準の知的生産物として発表していくことが目的であった。武力行使を始めるにあたって自衛権を発動するか否かの論点には、アメリカの援助コンディショナリティが重要な役割を果たしていることを実証的に示した。また、多角的に国連安保理からの授権決議を得てから武力行使をする場合については、第三国の民意を得られるからという理論的な見解に沿いつつ、それが妥当しない条件をサーベイ実験の手法で確認した。すでに4本以上のSSCIジャーナル掲載の英語論文があり、今後も同様の媒体に発表をする予定である。
国際関係論