研究課題
若手研究(A)
実行機能の個人差は、幼児期初期にはほぼ環境要因の影響から説明されるが、年齢があがるにつれて、遺伝要因の影響がみられ始めるということが分かった。さまざまな養育態度のうち、「過保護な養育態度」は、同時点における実行機能とは独立の効果として、後の実行機能を低めることや「過保護な養育態度」は、遺伝的影響とは独立した環境要因(主に、共有環境要因)として実行機能の発達に影響を及ぼすことが明らかにされた。
発達心理学