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2015 年度 研究成果報告書

重い電子系/絶縁体人工超格子による2次元近藤格子系の創製

研究課題

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研究課題/領域番号 24684027
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 物性Ⅱ
研究機関大阪府立大学

研究代表者

宍戸 寛明  大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (80549585)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワード強相関電子系 / 重い電子系 / 多極子秩序 / トポロジカル絶縁体 / 薄膜作製
研究成果の概要

本研究では希土類棚化物ReB6(Re: Ce, Sm)の薄膜作製を分子線エピタキシー法を用いて行った.CeB6ではc軸配向膜を得られた.また薄膜試料においても近藤効果による電気抵抗率の極大と反強四重極秩序を観測できた.SmB6ではc軸方向に加えて部分的に面内配向性も持った薄膜を得られた.電気抵抗率の温度依存性において高温では絶縁体的に振る舞い,極低温で一定値に近づく振る舞いを観測できた.これはバルク単結晶の振る舞いを定性的に再現する.また,バンド絶縁体であるSrB6とSmB6が交互に積層した人工超格子の作製に成功した.

自由記述の分野

固体物理

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公開日: 2017-05-10  

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