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2014 年度 研究成果報告書

IBM弧は海洋性島弧か? 古フィリピン海プレートと東南アジア基盤岩の繋がり解明

研究課題

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研究課題/領域番号 24684037
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 地質学
研究機関独立行政法人国立科学博物館 (2014)
独立行政法人海洋研究開発機構 (2012-2013)

研究代表者

谷 健一郎  独立行政法人国立科学博物館, 地学研究部, 研究員 (70359206)

研究協力者 石塚 治  産業技術総合研究所, 地質調査総合センター, 主任研究員 (90356444)
植田 勇人  新潟大学, 理学部, 准教授 (70374197)
ガボ ジリアン  九州大学, 地球資源システム工学部門, 非常勤研究員
ディマランタ カーラ  フィリピン大学ディリマン校, 地質科学研究所, 教授
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード東南アジア / フィリピン海プレート / ジルコン年代 / 花崗岩 / 変成岩 / テクトニクス
研究成果の概要

これまで海洋性島弧とされてきた伊豆小笠原マリアナ(IBM)弧の基盤であるフィリピン海プレートには中生代の花崗岩などの大陸性岩石(古フィリピン海プレート)が存在することが、九州東方沖の大東海嶺群の調査航海から判明した。本研究ではその起源を解明するためにフィリピン共和国の基盤岩類との比較研究を実施した。その結果、フィリピン南東部のオフィオライトに伴う花崗岩・変成岩類の岩石学・地球化学的特徴、形成年代が古フィリピン海プレートのものとよく一致することが初めて明らかになった。これはIBM弧が始新世に東南アジア付近の大陸縁辺で誕生したことを示し、従来のIBM弧の島弧地殻形成モデルを覆す新知見が得られた。

自由記述の分野

岩石学・年代学

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公開日: 2016-06-03  

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