研究課題
若手研究(A)
本研究では、検出目的であるバクテリアの形状および表面化学構造を記憶した機能性高分子膜を作製し、これまでにない新しいタイプのバクテリア検出法の開発を試みた。電気化学的手法を利用してポリピロール膜へのバクテリアの取り込みと吐き出しを行うことで標的バクテリアの鋳型膜作製に成功した。このバクテリア鋳型膜と誘電泳動法を組み合わせた検出を試みたところ、グラム陰性菌、グラム陽性菌の種類を問わず様々なバクテリアを数分以内と極めて迅速かつ特異的に検出することに成功した。
分析化学