研究課題
若手研究(A)
有機化合物からなる固体材料は、外部からの刺激、例えば、熱、電気、磁場などの刺激に応答してその物性が変化する。しかし、我々の手で直接加えられる刺激、すなわち“押す”や“擦る”といった力学的な刺激に応答して物性が変化する材料の設計は困難である。本研究では、準安定構造と呼ばれる不安定な集合構造を分子に取らせることで、力学的刺激により発光色が変化するメカノクロミック発光材料の設計指針を示すことに成功し、さらにイメージングでバイスへの応用も可能にした。
有機機能材料化学