自己組織化アノード酸化を用いた新規プロセスにより、高い規則性を持つナノレンズアレイを作製した。セレン酸およびエチドロン酸を用いたアノード酸化と酸化皮膜溶解の連続プロセスにより、アルミニウム表面上に高規則性アルミニウムディンプルアレイを構築した。アルミニウム表面は、ナノ構造に基づく構造色を発現した。アルミニウム上のナノ形状を紫外線硬化樹脂を用いたナノインプリンティングの手法により高分子に転写することができた。ナノレンズアレイ形成ポリマー表面は、アルミニウムテンプレートと同様、規則的なナノ構造に基づく構造色を発現した。
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