• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

生態系間相互作用の季節動態:寄生者が引き起こすパルス的資源補償の生態学的意義

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24687003
研究種目

若手研究(A)

配分区分一部基金
研究分野 生態・環境
研究機関神戸大学 (2013-2014)
京都大学 (2012)

研究代表者

佐藤 拓哉  神戸大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (30456743)

研究協力者 徳地 直子  京都大学, フィールド科学教育研究センター, 教授 (60237071)
RICHARDSON John S.  University of British Coloumbia, Department of Forest & Conservation Science, Professor
RANA El-Sabaawi  University of Victoria, Department of Biology, Assistant Professor
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード宿主操作 / 生態系間相互作用 / エネルギー流
研究成果の概要

生態系をまたぐ資源移動が群集構造や生態系機能に影響することは広く知られている。しかしながら、資源移動の時間的変化が群集や生態系機能の動態をどのように駆動するのかは明らかでない。本研究では寄生者(ハリガネムシ類)がその宿主の操作によって駆動するエネルギー流の季節性に注目した。河川に供給される陸生昆虫類の季節性を人為的に改変する大規模野外操作実験を行い、生態系間のエネルギー流のタイミングが河川生態系の季節的な動態に影響することを実証した。この成果は、気候変動等によってある生態系のフェノロジーが変化することが、隣接する生態系にも大きな影響を及ぼす可能性があることを示唆する初めての実証研究と言える。

自由記述の分野

群集生態学

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi