研究課題
若手研究(A)
本研究では、モデル植物試料を瞬時に固定する高圧凍結技法を改良・高度化を行い、広域かつ高解像度の透過電顕像を自動撮影し、繋ぎあわせるシステムを構築した。そして、取得した植物組織や植物培養細胞の高解像広域透過電顕像を用いて、オルガネラ自動認識システムを開発するとともに、環境変化に伴う細胞内オルガネラの超微形態変化とその増減について論文にまとめ、国際及び国内雑誌に発表した。さらに、様々な植物組織・細胞の広域透過電顕像を拡大縮小標示できるウェブサイト”電顕アトラス”を構築し、公開した。
超微形態学