研究課題
若手研究(A)
本研究では,研究代表者が開発した「減圧パルス-クロロフィル蛍光計測法」を用いた光合成機能評価技術の確立に向けた研究開発を行った。その結果,減圧パルス付与によるChl蛍光強度の上昇幅であるPeak heightは,O2 free条件下を除いて光合成速度と有意な相関が認められた。また,光合成速度が著しく低下するCO2 free条件下では,光呼吸やAlternative electron flowのために電子伝達は高く維持されるが,Peak heightは大きく低下することを確認した。
植物診断計測工学