全国の企業を対象に、復職支援制度と精神障害による再休業との関連について検討することを目的として調査を行った。2013年1月時点の全国上場企業3,545社を対象に、アンケートを郵送にて配布、161社より回収した(回収率:4.5%)。その結果、復職支援制度(リセット制度、金銭的補償期間、試し出勤制度)が再休業と関連していた。 また、2014年6月にインターネット調査にて、アブセンティーズム良好群(休んだことのない労働者)と不良群(診断書で29日以上休んだ経験がある労働者)での比較調査を実施した。その結果、アブセンティーズムの要因として就業規則の認識や制度が影響していることが示唆された。
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