研究課題
若手研究(A)
本研究計画では各発生段階からの均一な心筋細胞集団からDNAメチル化エピゲノムデータから、細胞種特異的なDNAメチル化エピゲノムの成り立ちについての理解を深めた。結果として、細胞特異的発現遺伝子の一部に、gene body領域での顕著なDNAメチル化変動を経る遺伝子があることを見出した。これら成熟細胞におけるgene body領域の低メチル化状態は転写マシナリーおよびp300の蓄積を伴い、さらに成熟過程における細胞種および発生段階特異的な一過性なDNA脱メチル化中間産物の蓄積と関連している。gene body領域でのDNA脱メチル化プロセスが細胞特異的遺伝子発現に関与している可能性を示した。
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Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society
巻: 76 ページ: 1703-1711
10.1253/circj.CJ-11-1389
http://www.careerpath-prj.keio.ac.jp/sakaguchi/scholar/m_oda/
http://systemsmedicine.jp