研究成果の概要 |
本研究では、不安定プラークのイメージングを目指し、FDG, FMISO, NaF, PK11195, Cholineを用い同一個体(WHHLウサギ)にて経時的にPETイメージングを行った。FDGはプラークを不安定化させるマクロファージに多く取り込まれ、不安定化へ向かう病変を捉える可能性が示された。NaFは正常細胞への取り込みが限られているため、最も大きなSN比を得ることができた。また、CTでみられる石灰化とは異なる分布を示した。Cholineは超早期病変を捉える可能性が示されたが、PK11195とともに集積量が十分ではない個体が多く認められた。FMISOはほとんどの個体に集積が見られなかった。
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