研究課題
平成27年度は、皮膚創部における黄色ブドウ球菌(S. aureus)感染における炎症関連 miRNA(IR-miRNA, inflammation-related miRNA)の機能を解明するため、IR-miRNA 遺伝子欠損(KO)マウスを用いた機能解析を中心に行った。その結果 IR-miRNA は、S. aureus 認識および貪食過程に重要な役割を担っていることが明らかとなった。一方 IR-miRNA は、インターロイキンなどの主要な炎症性サイトカイン発現制御に関与するデータを得た。以上の結果より、着目している miRNA は、病原体認識、サイトカイン分泌など様々な免疫応答に関与していることが明らかとなった。一方、IR-miRNA 標的分子である Foxo1 の機能解明を行うため、Foxo1 コンディショナル KO マウスを導入し、現在は繁殖中である(繁殖については、今のところ問題は無い)。
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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