研究課題
昨年度より引き続き、等式制約型の0-1整数計画問題に対する全探索よりも高速な指数時間アルゴリズムに関して研究を行った。その結果、領域計算量に関して改善を行うことに成功した。そして、プログラムを実装し計算機実験による評価を行った。この成果に関しては、情報処理学会アルゴリズム研究会で発表したのをはじめ、11月に東京で開催したELC Mini-Workshop on Boolean Functionsにて発表し、該当領域の先駆的研究者であるUC San DiegoのRamamohan PaturiとStefan Schneiderらと研究討議を行うことができた。これまでの成果を総括するサーベイ論文が、東北大学が刊行するInterdisciplinary Information Sciencesに採択された。また、論理式サイズ下界を証明するための具体的な候補となりうる論理関数に関する解析成果に関する論文がIEICE Transactions on Information and Systemsに採択・掲載された。総じて、劣加法構造の探索という研究目的を実現することができたたとともに、これまでの研究を総括することができた。
すべて 2015 2014
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件)
Interdisciplinary Information Sciences, Tohoku University
巻: 印刷中 ページ: 印刷中
IEICE Transactions on Information and Systems
巻: E98-D ページ: 524-531
10.1587/transinf.2014FCP0011