GPUプログラムの最適化における難しさや手間を軽減するための研究を実施した。特に利用者が容易に扱えるように指示文やわかりやすいAPI関数を用いて利用できるようにすることを念頭に置いて研究と開発を行った。具体的には、主に 1.GPU上で実行されるプログラム部(GPUカーネル)の性能評価や評価結果を活用しやすくすることを目指して、プロファイラ情報を活用するための機構を提案し、実装を行った。 2.CPU-GPU間のデータ移動に着目して計算結果の正当性確認やテスト実行コスト削減を行う機構について検討し、実装を行った。
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