研究課題
若手研究(B)
本研究では,ソフトウェア保護機構の発見の困難さを評価する一方法を提案した.保護機構が「不自然」なコード(命令列)を含んでいる場合,保護機構が攻撃者に発見されやすくなるという仮定のもと,保護機構の発見の困難さを,N-gramモデルなどによって数値化したコードの不自然さに基づいて評価した.ケーススタディを通して,元来のコードの意味を破壊する変形を伴う保護や,意味のないコードを無作為に挿入する保護は,不自然な命令列を生じやすく,保護機構の発見を容易にする傾向が強いことがわかった.
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情報処理学会論文誌
巻: Vol.55,No.2 ページ: 1005-1015
コンピュータソフトウェア
巻: Vol.30,No.3 ページ: 18-24