研究課題
若手研究(B)
我々は、ユーザが両眼に任意の独立した視野を得る装置「バーチャルカメレオン」の開発を行い、評価実験を実施してきた。本研究では、バーチャルカメレオンに搭載されたカメラの操作の可用性を向上し、触覚を伴う操作感を得られる追加機能の役割を果たすインタフェース開発を行い、検証実験を実施した。実験結果では、正答率については従来と同様に周囲を視覚していることを確認することができ、さらに与えられたタスクに対する応答性について、およそ従来比で32.7%の時間的な向上が見られた。このことから、視覚行動に対しても他の感覚や動作が、全方向視知覚の状態向上を図り行動の応答性の向上に関連することが明らかになった。
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