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2014 年度 実績報告書

語彙から受ける印象の知識構築法と曖昧な表現における意図理解への応用

研究課題

研究課題/領域番号 24700209
研究機関徳島大学

研究代表者

森田 和宏  徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (20325252)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード印象知識
研究実績の概要

平成26年度は,次に示す印象知識の構築と応用の検討,評価研究などを実施した.
1.Webテキストからの印象知識の構築
昨年度考案した印象情報獲得法を利用して,Webテキストからの印象情報収集と,知識構築する研究を実施した.Webテキストの取得にはマイクロブログを用いて,共起語をキーワードに検索し,得られたテキストからさらに共起語を取得することで逐次印象情報を獲得し,印象知識ベースへの拡充をおこなう.このプロセスが予想以上に時間を要することとなったため,研究協力者2名を動員し,構築作業の継続と,テキスト解析による収集効率化の検討をおこなった.また,小規模知識として観光地名から受ける印象を利用した評価表現を収集,知識ベース化をおこない,印象知識獲得法の評価をおこなった.
2.曖昧な表現における意図理解への応用の検討
“ケータイが大きい”の場合,主体語「ケータイ」の印象「小さい」「軽い」などと,対象語「大きい」との違いを検出することによって<不評>など意図の取得が可能になると考えられる.そこで,この違いの有無を主体語と対象語の関連度を計測することで取得する手法を研究した.また,関連度取得手法を評価するため,印象情報獲得法を利用して楽曲タイトルから受ける印象を小規模知識ベースとして構築し,印象語から関連する楽曲の検索を試みた.知識ベース構築,検索の過程では楽曲のサウンド情報は全く用いていないので,語彙から受ける印象の検索への応用ともなっている.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] A Method of Music Retrieval Using Impression Keywords2014

    • 著者名/発表者名
      Kazuhiro Morita
    • 学会等名
      7th International Conference on Computer Science and Information Technology
    • 発表場所
      Avenida Palace, Barcelona, Spain
    • 年月日
      2014-12-23

URL: 

公開日: 2016-06-01  

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