研究課題
若手研究(B)
電力網、インターネット、生体網、人の接触関係などは、複雑な構造をもつネットワークとみなすことができる。複雑ネットワークがネットワーク要素の故障に対してどの程度頑強であるかを調べることは、ネットワーク機能の破たんを回避するための予防策を考える上で重要である。本研究では、ネットワーク上の動的な振る舞いによって維持される機能に着目して、ネットワーク頑強性に関する理論的枠組みの発展および応用を行った。特に、従来はハブ要素が重要だと認識されてきたが、振動子ネットワークの解析においては、つながりの少ないネットワーク要素が頑強性にとって重要となり得ることを示した。また、提案手法を生体網等の解析に応用した。
すべて 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (11件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Physical Review E
巻: Vol. 89, Issue 5, 052906
10.1103/PhysRevE.89.052906
巻: Vol. 88 ページ: 032909
10.1103/PhysRevE.88.032909
Scientific Reports
巻: Vol. 2 ページ: 232
10.1038/srep00232
http://www.sat.t.u-tokyo.ac.jp/~gouhei/