研究課題
若手研究(B)
本研究では、広汎性発達障害児童が一時的に情報を記憶し操作するワーキングメモリ機能に特異的に障害を受けている可能性を実験調査的に検討した。年齢をマッチさせた定型発達児と比較した所、広汎性発達障害児童は、ワーキングメモリの単純な保持という面では高機能であるが、記憶内容をコントロールすることが困難であることが示された。したがって、これらの児童への指導や補助をおこなう場合には、不必要な情報を制御できることに焦点を当てることや、環境から不要な情報を除去するよう配慮することが有効になると考えられた。
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The Journal of Neuroscience
巻: 33 ページ: 8257-8263
10.1523/JNEUROSCI.5348-12.2013