研究課題
若手研究(B)
目で見た情報が脳の中で認知されるメカニズムの解明のために、視野闘争と呼ばれる現象下での脳反応についての研究を行った。従来の脳反応計測は数十回以上の繰り返しの計測が必要とされるが、位相テンプレート解析と呼ばれる新しい手法を開発することによって、時間的にランダムな脳反応を示す視野闘争に対する脳反応を計測することに成功し、その時間変化を明らかにした。さらにこの手法をブレインマシンインターフェースに応用することで、脳波によって2足歩行ロボットを無線操作するシステムを実現した。
非侵襲脳機能計測