研究課題
若手研究(B)
生体膜は細胞内外を隔てるインターフェースで、膜タンパク質や様々な脂質分子で作られている。また、コレステロールやスフィンゴ脂質などを多く含むナノ領域(ラフト)をつくる事が知られている。アルツハイマー病関連タンパク質であるアミロイド前駆体タンパク質(APP)の機能はこの生体膜環境に大きく影響をうける。そこで本研究では、粗視化モデルシミュレーションを用いて①膜タンパク質(APP)-脂質間相互作用について調べ、さらに②ラフト環境が膜タンパク質(APP)間相互作用に与える影響について調べた。その結果、ラフト中のコレステロールはAPPにまとわりつき、膜タンパク質(APP)の凝集を補助する事がわかった。
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Journal of Computational Chemistry
巻: Vol. 35, Issue 4 ページ: pp 300-308
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