研究課題
若手研究(B)
齧歯類手綱核を構成する細胞はグルタミン酸、アセチルコリンやP物質などの神経伝達物質関連遺伝子及びモノアミン受容体などの発現に多様性がみられ、それぞれ手綱核亜核特異的な発現パターンを示していた。Dbx1CreERT2/+を用いて誕生時期特異的な遺伝学的標識を行ったところ胎生期12日目~16日目におけるTamoxifen投与は成体の広い脳領域の細胞を標識したが、生後0日目~生後3日目のTamoxifen投与は成体手綱核に限局するアストロサイトを標識した。また、電気生理学的実験により手綱核はセロトニン神経系を介して海馬など広い脳領域の神経活動を修飾することが明らかとなった。
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