研究課題
若手研究(B)
シナプスの機能はタンパク質のリン酸によって様々に制御されているが、その制御が脳の機能にどのように関わっているかについては未だ明らかではない。SNAP-25は開口放出による神経伝達物質放出や、細胞膜へのイオンチャネルの組み込みなどに不可欠なタンパク質で、PKC依存的にリン酸化される。本研究では脳でのSNAP-25のリン酸化の制御機構や役割を明らかにすることを目的とした。そして、マウス脳内のSNAP-25のリン酸化が拘束浸水ストレスにより上昇すること、SNAP-25の脱リン酸化にPP2Aが関与すること、SNAP-25のリン酸化がドーパミンの放出を促進的に制御することを明らかにした。
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10.1016/j
Neurosci Reserch 2013
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