研究課題
若手研究(B)
動物が適切な速さで動くというのは、一見あたりまえのように思われるが、神経回路がどのようにそれを実現しているのかは、ほとんど明らかになっていない。本研究では、神経回路の詳細な解析が可能であるショウジョウバエ幼虫の運動回路をモデルとして、運動の速さを制御する神経回路機構の解明を進めた。その結果、per-IN という一群の神経細胞が運動速度の制御に必要であり、この神経細胞群は、運動神経の活動時間幅を短くすることで、適切な移動速度を生み出していることを見出した。
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