研究課題
若手研究(B)
脳腫瘍、難治性てんかんなどの疾患に対する脳外科的治療(脳切除)において、脳機能局在を評価(脳機能マッピング)するため、電気刺激を行うが、けいれんを誘発してしまうなどの問題点があった。本研究では、局所脳冷却による脳機能への影響について調べた。その結果、局所脳冷却と脳機能の維持に関しては、機能脱落が引き起こされる冷却域の境界は、10℃~15℃である可能性が高く、部位特性よりも温度依存的に変化すると考えられた。また、機能脱落を引き起こさない15℃での冷却であれば、脳機能は破壊されず、局所脳冷却は可逆的な脳機能制御法であることが確認できた。
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