研究課題
若手研究(B)
ヒトを含め類人猿,マカク類および新世界ザルなど,様々な霊長類ゲノムが解読されてきた.一方でヒトのC型肝炎の原因ウイルスであるHepatitis C virusは20年以上前に単離されたが,その起源と伝播経路を決定づけられるようなウイルスオルソログは未だ見つかっていない.そこで旧世界サルからヘパチウイルスが分離されれば,これまで報告されてきた肝炎ウイルスと比較することでHCVの起源を解明することができると考えた.我々はGPT高値なニホンザル血漿からウイルスRNAを抽出し,次世代シークエンス解析を行った.検出された配列は,SV40, ERV-L,Adenovirus,およびHERVであった.
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