研究課題
若手研究(B)
ssDNA修飾鉄ナノ粒子を用いて膵島細胞のラベリングを行った。膵島のラベリングに関しては、単純に膵島表面にラベリングする方法と、一度膵島を単個細胞にまで分解したのちにラベリングし、再凝集させる方法の2種類について検討した。また、これらのサンプルについて超薄切片を作製し、TEM観察を行い、ラベリングされた鉄ナノ粒子の導入の様子の観察も行った。また、鉄ナノ粒子でラベリングされた膵島はその後数週間の培養においても特に機能低下などの影響は見られず、ラベリングの影響が軽微であることが示された。さらに、動物実験においても移植後膵島のMRI観察が可能であることが示された。
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Bioorg. Med. Chem.
巻: 21 ページ: 7175-7181
10.1016/j.bmc.2013.08.063