現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
改めて、平成24年度に予定していた項目を上げると、(1)測定デバイスの作製、(2)死体を用いた埋め込み実験であった。当初の申請書には「(3)日本国内IRBの申請」としていたが、未だに国内でRTSAの臨床認可の見通しがはっきりしていないため(本研究の範囲外)この項目については見送った。(1)、(2)に関しては、既に完了したと言える。死体を用いた埋め込み実験はフロリダ大学Orthopaedics and Sports Medicine Instituteにて行われ、当初から予定されていた研究体制のメンバーである、フロリダ大学工学部 Dr. Scott A banks、フロリダ大学医学部 Dr. Thomas Wright、Exactech Inc, Senior Product Development Engineer Mr. Christopher Rocheらの協力により達成された。さらにUF Orthopaedics and Sports Medicine Institute, Dr. Kevin Farmer, Clinical Research Coordinator, Aimee Struk, フロリダ大学工学部の学生数名にも協力いただいた。デバイスの作製に関しては、完成したが多少のマイナーチェンジが必要な可能性がある。その一つとして、現在デバイスの精度を計測しているが、精度があまり良くないためもう少し精度良く(設計図通りに)製作する必要がある可能性がある。これから大きな変更は行わないが、精度向上、若干のサイズ変更(患者に合わせた)は行っていく可能性がある。しかし、概ね実際の手術にも使える装置の作製は完成した。
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