研究課題
若手研究(B)
テラヘルツ帯における人体皮膚のファントムの作成を目的として、表皮の複素比誘電率データの蓄積・計測方法の改良・ファントム素材となり得る各種材料の物性値測定データの蓄積を行った。人体のような柔らかい試料に対しては、これまでの計測技術では再現性の高い測定が難しい場合があり、このためエリプソメトリーと呼ばれる手法にプリズムを導入し、柔らかく不定形の素材に対しても精度良く複素比誘電率を測定できる系を開発した。これらの蓄積をもとにテラヘルツ帯において人体表皮の複素比誘電率を模擬するファントムを作成した。
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IEICE Trans. Electron.
巻: Vol. E97-C, No. 5 ページ: 460-462
巻: Vol. 96-C, No. 2 ページ: 235-240