研究課題
若手研究(B)
CT像から複雑な大腸及び小腸の形状を認識し、クローン病によって発生した潰瘍などを自動検出する手法を開発した。腸の形状を仮想化内視鏡像、断面像などで選択的に可視化した。また、複雑な管腔臓器である腸の表示に適した仮想展開像を可視化に用いて、腸の形状をシステム利用者が容易に把握可能とした。これらの機能を実装したクローン病支援診断システムを開発し、従来のクローン病診断における患者及び医師の負担を軽減する新たな診断手法の一つを切り開いた。本システムの医師による評価を行い、診断に有用であることを確認した。
医用画像処理