研究課題
人体数値データを使用し、様々な腫瘍位置、臓器移動・変形、呼吸パターンなど、実際の患者で想定される状況に対応するように、2方向動画像から腫瘍位置特定のアルゴリズムの開発を行った。又、これに対して、実際の患者データ(肺、膵臓、肝臓)を用いて、腫瘍位置特定を行った。患者毎に腫瘍位置が異なり、また実際の患者データでは人体数値ファントムと比較すると、かなり複雑な解剖学的構造であることがわかり、腫瘍部位により画像処理や腫瘍位置特定アルゴリズムのパラメータを調整した。これらの画像取得を行うハードウェアに、リアルタイム腫瘍位置検出を実現するための、制御も搭載することができた。これにより、粒子線治療の臨床適応が十分できる可能性があると考えられる。
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Journal of Radiation Research
巻: (in press)
10.1093/jrr/rru032