研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は、全身振動刺激時の筋電図学的分析および筋酸素化動態測定から筋機能・代謝について検証することである。脳卒中患者を対象として、WBV実施中の筋活動の周波数解析を実施し高周波成分が優位に検出された。また、健常成人を対象に、組織酸素化動態測定を実施し、WBV実施中の各筋の酸素化動態に相違がみられた。以上より、WBVにより速筋線維の筋活動が優位に賦活化されることが示唆され、さらに筋酸素化動態測定は筋代謝を推測できることが提示できた。
総合領域、人間医工学、リハビリテーション科学・福祉工学