「重症心身障害児者の脊柱・胸郭変形を早期に発見し、早期に対応することにより、呼吸機能障害の発生頻度を低くすること」を目的として、CT画像を用いた脊柱・胸郭変形の測定法を考案した。本研究では、①CT画像を用いた測定法を修正・応用し、非侵襲的な測定法を開発、②重症児者でも測定可能な呼吸機能の測定法を開発、③呼吸機能と脊柱・胸郭変形の関連性を明らかにするための研究を実施した。 ①マルチン式人体計測器を用いて測定する方法を開発し、信頼性と妥当性を確認した。②横隔膜の厚さを測定することは有益である可能性があるが、分析方法の再考が必要であると考えられた。③今回の研究では関連性を示すことが出来なかった。
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