研究課題
若手研究(B)
頚髄損傷者の自動車への移乗動作を支援するためのプログラムを開発するため,特に体幹の運動に着目した動作解析を実施した。その結果,頚髄損傷者の自動車への移乗動作において,ベッドへの移乗動作と同様,体幹の前傾運動が殿部の拳上する高さを助けることが分かった。さらに,体幹の前傾だけでなく,股関節の屈曲角度を大きくすることで,前方への転倒のリスクを軽減させて,効率的に移乗動作を行っていることが考えられた。
リハビリテーション