研究課題
若手研究(B)
本研究では,培養細胞とモデル動物を用いて,ストレッチと熱刺激の併用が廃用性筋萎縮の進行過程や回復過程に及ぼす影響を検討した。その結果,熱刺激はタンパク質分解系を制御する転写因子の活性化を抑制し,筋萎縮の進行を抑制する可能性が示唆された。また,ストレッチはタンパク質合成系のシグナル伝達分子を活性化させ,筋萎縮の回復を促進する可能性が示唆された。したがって,タンパク質分解を抑制する熱刺激とタンパク質合成を促進するストレッチを併用した治療戦略は,運動制限を有する患者の廃用性筋萎縮に対して有効に作用すると推察される。
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