研究課題
若手研究(B)
インスリン抵抗性を呈する骨格筋に対する温熱刺激と電気刺激の併用効果を検討した。細胞実験より、両刺激を単独で負荷した場合と両刺激を同時に負荷した場合のいずれにおいてもインスリン感受性が改善したが、両刺激を組み合わせることによる併用効果は得られなかった。動物実験より、電気刺激を繰り返し負荷することでインスリン感受性が改善するとともに、電気刺激の対象筋である大腿直筋内のHSP72やGLUT4発現量が増加した。したがって、電気刺激の継続実施は骨格筋の質的変化を引き起こしてインスリン抵抗性を改善させる効果あり、この作用機序にはHSP72やGLUT4の発現増加が関与している可能性が示唆された。
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