研究課題
若手研究(B)
正座のような膝深屈曲動作時における膝関節への負荷を推定するための入力値として,大腿・下腿間の圧分布を測定し,接触力と作用点位置を求めた.そして,これらの測定値を膝屈曲角度の関数として,膝関節力算出モデルに導入した.その結果,膝関節力は大腿・下腿間の接触力を考慮することで,およそ3割の低減が見られた.また,算出モデル自体の妥当性に疑わしさがあったことから,特に協働筋の筋力比および運動による筋力のレバーアーム長の変化に着目し,これをパラメータとして膝関節力への影響を検討した.その結果,実測データとの整合性を向上することができた.
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