研究課題
若手研究(B)
本研究では、脊髄損傷後も随意制御可能な上肢や顔の筋活動に依存して頻度変調する連発磁気刺激により、上肢筋―腰髄間の人工神経接続を形成し、下肢歩行運動の随意制御を試みた。健常被験者にて上肢筋に随意制御された連発磁気刺激を腰椎第1-第2椎間及び腰椎第2-第3椎間へ与えることで、歩行運動を誘発し随意制御可能であることを明らかにした。この上肢筋腰髄間の人工神経接続を2名の完全脊髄損傷患者に適用したところ、両患者にて麻痺した下肢の歩行運動を誘発し、随意制御する事が可能であった。
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