研究課題
若手研究(B)
ブレイン・マシンインタフェース技術は、大脳皮質内の神経活動を計測し、身体に対する運動指令を推定することを可能とした。しかし、観測可能な神経活動は電極の近傍に限定され、身体動作の複雑さに見合う情報を得ることは容易でない。我々は微小電流刺激によって活動の可塑的変化を誘発し、歩行動作との相関を高め、推定精度の改善に繋げることを試みた。そのために、システムの改善によって30分程度に亘り、配線の制約を受けない実験を実現した。また微小電気刺激の呈示は、必ずしも神経活動と歩行速度との直接的な相関を高めることはできなかったものの、歩行の有無による活動パターンの違いに変化を与えることが可能であった。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (10件) 備考 (1件)
電気学会誌
巻: Vol. 132, No. 7 ページ: 425
http://www.mels.ipc.i.u-tokyo.ac.jp