研究課題
若手研究(B)
本研究では、チオレドキシンが骨格筋から分泌されるマイオカインであるかを検証した。培養骨格筋細胞は刺激を与えない状態でもチオレドキシンを分泌した。細胞を低強度の電気刺激で収縮させた時はチオレドキシンの分泌は増加しなかったが、高強度で刺激すると有意に分泌が増加した。一方、高強度刺激では細胞障害活性も増加しており、漏出による分泌の増加であると考えられた。さらに、チオレドキシンがエクゾソーム経路で分泌されているかについて検証したが、エクゾソーム画分には検出されず、別の経路で分泌されていることが示された。以上よりチオレドキシンは構成性に分泌されるマイオカインであることが明らかになった。
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