感染に伴う臓器障害の予防に対する自発的運動の寄与ついて、ニトロ化タンパク質や酸化ストレスマーカーの消長から知ることを目標とし、研究を進めている。今回は、感染および運動における知見を得ることが出来た。リポ多糖投与による感染モデルにおいては、リポ多糖の投与量によるニトロ化や酸化ストレスマーカーの応答の強さと時間変化の消長について、臓器ごとに違いがあることがわかった。また、運動については、適度な運動をしていないマウスについては、Mn-スーパーオキシドジスムターゼの発現量が多く、これは、体重当たりの酸素消費量が多いことに起因するものと考える。
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